takaの日記

音楽やゲームや美味しいものやおもちゃなど

ある日takaという男が買い物に行きました

ある日takaという男が買い物に行きました

そこはなんのへんてつもないドラッグストアでした

takaは食材やお菓子や薬をカゴに入れレジに並びました

前には焼酎を一本だけ持った男性が立っていました

焼酎を手持ちしていたのでカゴは持っていません

男性の会計はやや時間がかかりながらも問題なく終わりました

レジの方が新人なのかとぼんやり考えているといつの間にかtakaの番になりました

レジに向かって左側

つまりtakaが商品を入れたカゴはありましたが

向かって右側…

バーコードをスキャンした後で商品を入れるカゴはありませんでした

それ自体は見慣れた光景です

高校時代、スーパーのレジ打ちを経験していますが

その時もしょっちゅうありました

その為レジ打ちをする人の後ろには

空のカゴがいくつかおいてあります

いやぁ…最近オーバーワークだなぁ…

なんて事を考えていたでしょうか

店の外を眺めて数秒後

視線をレジに戻しました

!?

レジを打つのは若いお兄さんだったのですが

商品のバーコードをスキャンする毎に

カゴがない場所…

本来カゴを置くテーブル(?)の上に商品を次々と置いていくんですよ

レジを抜けるとお客さんが商品を袋に入れる為のテーブルもあります

そこそこ大きなドラッグストアなので、基本商品を袋に入れるのはお客さんのはずです

この人、どうするつもりなんだろう…

なんて考えながら固まってその光景を見ていました

商品は20点をこえています

まずまずな量です

その内、僕の後ろにお客さんも並びはじめました

会計を終えた後でそのまま「向こうで袋詰めをお願いします」なんて言われたら

取り敢えず「アホか」とでも言ってみようと思いましたが

レジを打っているお兄さんは「3,406円になります」と、言って商品をその場で袋に入れはじめました

いやいや

二度手間じゃんよ

したら最初からスキャンした商品を袋に入れたらいいやん

5,406円をトレーに乗せたあたりで

お兄さんの袋詰めが慌ただしくなり

かなり雑に袋詰めしはじめたのを見ながら

まぁ…この状態でそれ以上求めるのも酷かと思い

袋を「ありがとう」と、言いながら受けとりました

「5,306円お預かり致します」

「いや、5,406円でしょ?」

takaが言うよりも前にお兄さんは5,306円を打ち込んでしまい

レジの表示は1,900円のお釣りの表示になっていました

「あ、はい…あ…」

「お釣りは2,000円」

「あ、はい」

なんか…こう…

何処かでこんな新人がいたなぁ…等と思いながら

何ともモヤモヤした気持ちのまま家に帰りましたとさ

ちゃんちゃん